クレジットカードは嫌がられる。
個人経営の店なんかは、まさにそう。
嫌がる店よりも使えない店の方が多いですが。
そもそも何で嫌なのか?を簡単に説明します。
理由1、手数料がかかる
カード会社に4%以上の手数料を払わないといけない。
例えば、手数料4%で1万円の売上があった場合、
カード会社に400円払わないといけません。
利益が4%減です。これはメチャクチャ痛い。
経営が厳しい個人経営の店はそら嫌がります。
頼むから現金で!だろう。
なお、電子マネーも手数料がかかるので同じ。
カード会社、決済システム、規模、業種、により手数料は変動します。
個人経営はサービスなく、標準の率が適用されます。
補足:カード払いの方が売り上げが上がる
クレジットカードOKにすると、売上が伸びる。
だから手数料を払ってでも導入せよ!
というのがカード会社の売り込みです。
確かに、自分もカード払いできる居酒屋があれば、そちらを選ぶ。
特に、幹事はポイント分丸儲け。
だから導入しているところはしています。
でも、嫌がります。
情報:手数料をお客から取るのは契約違反
「カード払いだと5%アップします」というのは違反です。
もしそんなことを言ってきた場合、
支払わずにすぐカード会社に電話して訴えましょう。
ペナルティーとしてこの店はクレジットカードが使えなくなります。
さすがにお店側も訴えるとなると、値上げは止めざるを得ない。
どうせ二度と来ないのだから、戦うべきです。
ただ、「現金価格」と、問題ないようにしている場合もあるので注意。
「うちは契約できないんですよねぇ」と言う店、
過去に契約違反している可能性大です。
理由2、脱税できなくなるため
現金は脱税がしやすいので、悪い経営者は好みます。
手数料だけじゃなく、脱税にも現金は有利。
カード決済だと、ごまかしができません。
現金なんてもう、それはそれは適当なもので・・・
そういう理由もあると知っておきましょう。
今もまだ、財布に多額の現金は必要です。
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以上、「個人経営店舗がクレジットカード払いを嫌がる2つの理由」でした。