還元率はクレジットカード業界ではよく使う言葉です。
簡単なようで難しい。
知ったかぶりをせず、ここで是非、再度勉強を。
1、使った金額の何%が返ってくるか?
100円使って1円返ってくれば、還元率は1%です。
もちろんその場ですぐにお金が返ってくるわけではなく、
おおよそ一か月後にポイントとして貰えます。
キャッシュバックしてくれるカードもありますが、少数派。
定番の「楽天カード」なら、「楽天スーパーポイント」が貰えます。
1万円使えば、100ポイント。美味しい。
では、気を付けたい点の話しに入ります。
2、「おおよそ」です。
切り捨てがあるため、1%ぴったりにはならない。
1万円ちょうど使えば切り捨てはありませんが、
9999円だと99ポイントの付与となり、還元率は0.99%です。
おおよそ100円単位での計算となるため、必ず切り捨てはある。
「1%を下回ることはあっても、上回ることはない。」
この意識は絶対に持っておいてください。
いじわるなクレジットカード会社は、
「いかに切り捨てするか?」を考え、条件を設定しています。
3、1%詐欺的な条件とは
1000円単位での計算や、利用毎に計算するクレカです。
月の総利用額から1000円ごとに10ポイント付与。
これはさすがに切り捨てが大きく、還元率は大きく1%を下回ります。
「利用毎」も最悪です。
コンビニなどでの1会計ごとに計算するので、切り捨てが一番多い。
199円の買い物なら、1ポイント。還元率は0.5%です。
利用毎となる有名なクレカは次の3枚。
・dカード
・au WALLET クレジットカード
・P-oneカード
還元率はかなり下がるので、
メインとして使うのはおすすめできない。
4、交換するものによって変わる
関連する商品券に交換すると0.2%アップしたりします。
還元率は交換するものにより変わりますが、
基本的には誰もが使える電子マネーなどを基準としています。
実際にはショッピングセンターの商品券や、
限定グッズなどにも交換でき、還元率は変わってきます。
ここは考慮されていないことが多いので、
実際に交換商品を確認しておきたい。
5、ポイントすら切り捨てられるカードも
1年間に貯まったポイントを、
100ポイント単位等で自動的に交換するカードもある。
デパートのクレカによくあるのですが、
1年間の「積み立て」として、それを1000ポイント単位で商品券に交換できる、など。
強制的に1000単位の切り捨てです。
こうなると還元率は大幅に下がるので、
「8%還元!」と謳っていても、7%くらいを見ておけば良い。
以上です
とまぁ、いろいろ罠があるものです。還元率は。。
しっかりと条件を確認して申し込んでください。
ただ、かなり面倒なので当サイトを見ればすぐわかります。
おおよその人気カードは解説してあるので、十分。
ということで、続きはこちらをどうぞ。
→還元率1%以上のクレジットカード一覧
以上、「クレジットカードの還元率の意味と注意点とは?」でした。