私は子供に承太郎と名付けました。
「ショウタロウ」と読まれがちですが「ジョウタロウ」です。
もともと頭文字にJを使いたいというこだわりがありました。
そして、承太郎を妊娠した時に私の父に癌が見つかり余命宣告を受けました。
父もその事実を受け入れ、孫の誕生を楽しみに闘病していました。
無事に出産にも立ち会ってもらう事が出来、孫が誕生してからは少し体調が改善されていきました。
妊娠中は生まれる命と亡くなる命についてとても考えさせられる期間でした。
承太郎が生まれてくるまでには私たち両親やその親、ご先祖様達がいたからこそだというのを伝えたいと思い、『あとを継ぐ。受け継ぐ。』といった意味のある『承』という漢字を使いました。
きっと承太郎は私の父の事は覚えていないと思います。
しかし確かに承太郎の事を大切に想っていた人がいたという事はこれからもしっかりと伝えて行こうと思います。
以上、男の子の名付けに「承」と「太」と「郎」という漢字を使った意味でした。
次:男の子の名付けに「凜」と「太」と「郎」という漢字を使った意味
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