意味をわかり易く解説

普遍的の意味と読み方とは

「普遍的なモデルとしてよく知られている」

普遍的、よく聞く言葉ですが、漢字だけ見ると意味が難しい。
「偏る（かたよる）」の漢字ではないので注意。

＜普遍的の読み方＞

これは「ふへんてき」と読みます。

「遍」の訓読みは「あまねく」です。
「あまねく」というのは、「すべてに広く行き渡るさま」という意味。

＜普遍的の意味＞

これは、

｢広く行き渡るさま。
きわめて多くの物事に当てはまるさま｣

という意味です。

多くの事や物、人などに共通していること、という意味で使われています。
｢普遍的なテーマである愛について｣など、
ほぼ全員が共通してある物事を表わす時に使います。

なぜ「普遍」がその意味になるのか？ですが、
「普」は「あまねし」と読み、「全体に行き渡る」という意味。
「遍」も「あまねく」と読み、「全体に行き渡る」という意味。
と、ほぼ同じ意味の組み合わせです。

しかし、本来の意味は違うもので、
「普」は「太陽の光が行き渡るさま」という意味で、
「遍」は「全部を歩いてめぐる」という意味。
大地を照らし、その大地を隅々まで歩く、と。

「知る範囲全てが対象で、その全てに到達している」

そんな意味で考えたい。

＜普遍的の使い方＞

・この建物は普遍的な美しさを感じさせる。

・生物の普遍的な欲求として食欲がある。

・普遍的でない、独創性のある考え方。

以上、普遍的の意味と読み方とはでした。

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