「どうぞ忌憚のない意見をお聞かせ下さい」
プレゼンの最後などによく使われるフレーズですね。
音で聞けばわかるけれど、漢字になると読めない…という人も多いかも知れません。
そもそも、忌憚とはどういう意味なのでしょうか?
<忌憚の読み方>
これは、「きたん」と読みます。
「忌」は訓読みで「いまわしい」、
「憚」は「はばかる」と読みます。
その組み合わせが意味なのですが、それでも難しい。
<忌憚の意味>
これは、
「はばかり遠慮すること」
という意味です。
「はばかる」というのは、「おそれつつしむ、さしひかえる」という意味。
したがって、「恐れて遠慮する」という意味になります。
「忌憚のない」など、否定の言葉と一緒に用いられるのが普通で、
その場合は「恐れも遠慮なく」という意味になる。
無礼講ではないので注意。礼儀はわきまえ、かつ遠慮なくです。
「発言してね」という意味合いでもあるので、空気を読もう。
<忌憚の使い方>
・忌憚のない意見交換をしたいと思います。
・忌憚のないご意見を頂戴するため、アンケートは匿名で行います。
・忌憚なく話し合える関係。
以上、忌憚の意味と読み方とはでした。
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