「今回起こったトラブルの経緯は、話すと長いです…。」
経緯の説明の仕方でその人の実力がわかる。
というくらい要約は難しい。
<経緯の読み方>
これは、
「けいい」
と読みます。
外には「いきさつ」「たてぬき」「たてよこ」とも読みますが、
それらは訓読み(当て字)。
<経緯の意味>
これは、
「物事の入り組んだ事情」
という意味です。
簡単にいうと、「結果に至るまでの過程」です。
「物事の経過」、「物事の細かないきさつ」という意味で考えたい。
「経緯」の訓読み(日本語訳)が「いきさつ」です。
元は「 織物の経(たて)糸と緯(よこ)糸」のこと。
その意味から「組まれた順序」という意味で使われるようになりました。
「地球の経度と緯度」もこの意味から来ています。
結果に至った過程を編まれたように一つ一つ説明する。
ただ、一つ一つだと細かすぎる場合は、しっかり要約して伝わるようにする。
状況の把握のために経緯の説明は重要なことです。
<経緯の使い方>
・ここに来た経緯を説明して欲しい。
・不具合の経緯を明らかにする。
・経営者になった経緯を語る。
以上、経緯の意味とはでした。
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