「こちらの資料を参照してください。」
  
  参照と参考の使い分けにちょっと悩むだろう。
  「参」の意味をしっかり理解したい。
<参照の読み方>
これは、
「さんしょう」
と読みます。
  
<参照の意味>
これは、
  「他のものと照らし合わせてみること」
という意味です。
  
「参照してください」と、他の資料を見てもらうよう誘導したり、
「参照データ」と「利用した資料」を意味する使い方があります。
英語では「リファレンス(reference)」になります。
  「参」は「まいる、まじわる、くわわる」という意味の漢字。
  語源は「3つの簪(かんざし)」を表す図。
  その意味から「ある目的をもって集める=まいる、加わる」という意味になった。
  
  「照」は「てらす」という意味の漢字。
  語源は「太陽の光」表す図。
  照らすことで「対象物をしっかり見る」という意味にもなります。
  
二つを合わせると「対象物を加え、しっかり見る」となる。
類語として、「参考」は「考えを加える」という意味で、
  それも考えとして取り入れることを意味します。
  この使い分けは間違えずにやりましょう。
  
  <参照の使い方>
  ・前回の議事録を参照ください。
  ・登録を認める旨の判断をしました(別紙参照)。
  ・詳細は以下をご参照ください。
以上、参照の意味とはでした。
次:経緯の意味
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