「こちらの資料を参照してください。」
参照と参考の使い分けにちょっと悩むだろう。
「参」の意味をしっかり理解したい。
<参照の読み方>
これは、
「さんしょう」
と読みます。
<参照の意味>
これは、
「他のものと照らし合わせてみること」
という意味です。
「参照してください」と、他の資料を見てもらうよう誘導したり、
「参照データ」と「利用した資料」を意味する使い方があります。
英語では「リファレンス(reference)」になります。
「参」は「まいる、まじわる、くわわる」という意味の漢字。
語源は「3つの簪(かんざし)」を表す図。
その意味から「ある目的をもって集める=まいる、加わる」という意味になった。
「照」は「てらす」という意味の漢字。
語源は「太陽の光」表す図。
照らすことで「対象物をしっかり見る」という意味にもなります。
二つを合わせると「対象物を加え、しっかり見る」となる。
類語として、「参考」は「考えを加える」という意味で、
それも考えとして取り入れることを意味します。
この使い分けは間違えずにやりましょう。
<参照の使い方>
・前回の議事録を参照ください。
・登録を認める旨の判断をしました(別紙参照)。
・詳細は以下をご参照ください。
以上、参照の意味とはでした。
次:経緯の意味
「意味まとめ」は知っておきたい難しい言葉や漢字の意味を解説するサイトです。
辞書の簡単な説明しか無かった時代に、意味と語源を詳しく解説してきた老舗サイトです。
2022年も負けていない確かな意味の解説。
根本的に意味を理解したい場合に是非活用ください。
Copyright (c) 意味まとめ All Rights Reserved.