「瑕疵があることを認める発言をした」
読みも使い方もちょっと難しい言葉です。
「暇(ひま)」ではないので注意。
<瑕疵の読み方>
これは、
「かし」
と読みます。
<瑕疵の意味>
これは、
「きず・欠点」
「法律上、なんらかの欠点や欠陥のあること」
という意味です。
具体的には「約束とは違う物事や状態」によく使われます。
特に購入物に欠陥(品質不具合)があり、約束を果たしていないことを「瑕疵がある」と言います。
「欠く」ということで、「足りていない状態」と考えるとわかりやすいです。
瑕疵の漢字それぞれの意味と語源・由来を説明します。
「瑕」は「きず」という意味の漢字。
語原は「未加工の玉」と「切り出す」の組み合わせ。
「傷がある玉」を表します。
「疵」は「きず」という意味の漢字。
語原は「病気で寝台に寝ている人」と「わずかに」の組み合わせ。
「ささいな病気」を表す漢字で「小さな欠点、傷」を意味します。
二つを合わせると、「小さな傷がある玉」という意味になる。
「傷がある品物=欠陥品=約束を果たしていない」と、
あるべきものが無い。欠けている。
そんな場合に使いましょう。
<瑕疵の使い方>
・裁判で瑕疵があることを認める発言をした。
・十分に説明したはずだと、瑕疵が無いことを強調した。
・瑕疵の有無について検証を行う。
以上、瑕疵の意味と読み方でした。
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