「パテントを取る」
なぜか漢字で言わずパテントと言うところが多い。
ちょっとかっこいい印象があるカタカナ語です。
英語では「patent」。
<パテントの意味>
これは、
「特許、特許権」
という意味です。
語源はラテン語の「開いている」を意味する言葉。
これが「専売特許証」を表し、
「特許」という意味で使われるようになりました。
パテントを使った言葉に「パテント・トロール」というものがあります。
これは、自分が持っている特許権を侵害している疑いのある物に対して
巨額の賠償金やライセンス料を得ようとする者に対して呼ばれる蔑称です。
(「トロール」は簡単に言うと、西洋版の妖怪のこと)
「パテントプール」は「特許を留めるところ(共同管理)」という意味で、
複数の企業や研究機関が持つ特許権を、
共同して設立した会社に集め、管理する仕組みのことを表します。
「パテントクリフ」は「特許の崖」という意味で、
新薬の特許が切れ、ジェネリック医薬品(同じ有効成分で製造、供給する医薬品)によって、
売り上げグラフが崖のように落ち込んでいることを表す言葉です。
「特許」は公開されるので、技術が知れ渡ります。
しかし、法律で一定期間を独占して使用できるよう保護されるメリットがあります。
したがって、絶対に真似されたくない技術は特許申請しません。
何でも特許特許と言わないよう気を付けたい。
<パテントの使い方>
・特許権の価値を主張するプロパテント政策に対抗する。
・パテントを取得せず、飼料メーカー・養鶏業者に知見を活用してもらう。
・関連する特許を一括して許諾するパテントプール方式を検討する。
以上、パテントの意味とは?でした。
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