祇園精舎の意味と場所とは?
「祇園精舎の鐘の音」で始まる平家物語ですが、
「祇園精舎とは何?」と具体的には知らない人がほとんどだと思います。
この機会を逃すと一生知ることはないと思いますので、
是非読んでみてください。
祇園精舎とは?
祇園精舎とは、インド中部のコーサラ国首都「シュラー ヴァスティー(舎衛城)」とされています。
(現ウッタル・プラデーシュ州シュラーヴァスティー県)
平家物語で詠われていることから、
日本のことだと思っている人が多そうです。
平家物語が書かれた西暦1200年頃には日本でも有名な寺院であったということになります。
なお、祇園精舎の正式名称は「祇樹給孤独園精舎(ぎじゅぎっこどくおんしょうじゃ)」です。
釈迦が説法を行った寺院とされています。
勘違いされた祇園精舎
江戸時代の日本では、
カンボジアの「アンコールワット」が祇園精舎と思われていた事があります。
水戸徳川家には祇園精舎図、島野兼了の作というものがあります。
その配置図を見てみるとまさにアンコールワットで、
当時日本ではカンボジアを南天竺と呼んでいたといいます。
又、アンコールワットには、
「寛永9年、肥州住人、森本右近大夫一房~」という墨書が残されており、
400年ほど前には、森本氏はここを祇園精舎と思っていた節があります。
しかし、当時は鎖国の時代であり、
森本は帰国後に名前を改めなければならなかったという話しがあり、
その改名が先の島野兼了ではなかったかとも言われています。
そんな祇園精舎、詳しくはwikipediaのページをどうぞ。
→wikipedia(祇園精舎)
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以上、「祇園精舎の意味と場所とは?」でした。
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この記事の作成日:2015年01月17日
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