てすと
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よく聞く出世したくない理由ベスト5
「出世したくない人が増えている」
という話題をよく聞くようになりました。
昔から聞くことではありますが、多くなった気がします。
なぜ出世したくないのか?
と実際に理由を聞いた話しを紹介。
理由1:課長は大変そう・・・
上司の大変そうな、苦しむ姿を見て俺は無理。となるもの。
これは昇進するのは給料が上がるから良いんだけど、
課長にだけはなりたくないなぁ、というパターンです。
ただ、こう言う人はよく課長になっています。頑張れ。
理由2:現時点の収入に満足
これ以上お金は要らない。今のままでイイ!
というお気楽な出世拒否理由。
課長への打診があった場合にこんな理由は言えませんが、
普段の会話ではよく聞く理由の一つです。
仕事に強い情熱がない人がよく言う気がします。
この理由を言う人が課長になったのは聞いたことがない。
理由3:ずっと担当者でいたい
ずっと現場で働きたい。という強い気持ちです。
この理由を言う人は仕事ができる人が多い気がします。
たいていの場合、その願いは叶わず課長に出世します。
課長になっても「現場に戻りたい」と言う人が多い。頑張れ。
理由4:残業が嫌
課長ともなると、誰よりも残業することが多いです。
部下が残っているのに帰るわけにはいかず、
緊急会議があると課長なので出席は必須、など残業は確実に増えます。
部長となると緊急時以外はお気楽なことが多いですが、
私が見てきた中では課長が一番大変。
家庭持ちの場合は何かと家族に迷惑をかけることが多いので、
家族想いの人は敬遠したくなります。
理由5:部下をまとめきれない
こんな大勢の部下をまとめられないよ・・・
と特に現状に問題がある場合は言ってしまいやすい。
このあたりは管理職の能力となり、上司の見極めが大事なところです。
本人はできないと言っても、「この人なら大丈夫」と周りが言えば大丈夫。
その逆もよくあるのが辛いところ。なぜあの人が課長に!?と。
部長馬鹿だろ!と批判続出です。当然ながら上手くいきません。
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以上、よく聞く出世したくない理由ベスト5でした。
出世するかしないかは、普段の態度により決まります。
したくないのであれば、管理職には不向きな仕事ぶりをするだけ。
仕事ができて、出世しないというパターンはとても少ない。
若い人を育成する責任ある年齢になったのだ、と前向きに考えたい。
ビジネスホテルの由来とは?
ビジネスホテルと呼ばれるタイプのホテルがあります。
その名前からしてビジネスに使用するためのものだとイメージされるでしょうが、
実際ビジネスの現場(取引等)となるのは普通のホテルの方が多いです。
ではなぜ「ビジネス」ホテルと呼ばれるのでしょうか?
ビジネスホテルという名前の由来とは?
名前の由来は、あるホテルのキャンペーン名から始まりました。
日本で最初に誕生したビジネスホテルは、
京都にある「法華倶楽部」というホテルです。
1920年に創業し、現在もチェーン店として存在しています。
本店は京都駅近くの7条通りにあります。
<創業時の写真>
<現在の写真>
法華倶楽部は京都を訪れる観光者向けの旅館として開業し、
当時は相部屋が常識のところを、個室にしたり、統一した低料金にしたのが売りでした。
法華倶楽部は次第に東京・大阪に進出。
1966年に宣伝のため、「ビジネスマンのホテル・法華クラブ」キャンペーンを開始しました。
大阪ではタイプライター・計算機・複写機などビジネスマン向けの機器を設け、
大浴場の併設、朝食バイキングなど、ビジネスホテルの基礎を作り上げました。
(現在の格安の「宿泊特化型ホテル」よりサービスが良い。安いシティホテルのようなイメージ。)
この「ビジネスマンのホテル」というキャンペーンの名称が広まり、
低価格で出張に良く、ビジネス用の機器がある、などのイメージが強まり、
やがてそのようなホテルを「ビジネスホテル」と呼ぶようになったものです。
よって、ビジネスホテルの由来は
1966年に法華倶楽部が行ったキャンペーンから、となります。
ただ、まだまだビジネスホテルはマイナーな部類で、
ホテルの主要なお客さんは会社や業界団体などの団体客でした。
しかし、バブルが崩壊して景気が悪くなると、一気に団体客が減ってしまったので、
新たな需要を掘り起こさなくてはいけなくなります。
そこで目を付けられたのはビジネスホテル。
出張するサラリーマンの出張費から逆算して宿泊費を決めているのでおおよそ6000円程度と、
さらに安く生まれたのが現在の「宿泊特化型」と言われるビジネスホテルです。
ちなみに、海外では元々1人で泊まるお客さんが多いのでそのような概念はありません。
ビジネスホテルは戦後日本の歴史を映しているのでした。
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以上、ビジネスホテルの由来とは?でした。
正月が春なのはなぜ?
お正月になると「春」という漢字をよく目にするようになります。
「新春」「初春」「迎春」・・・寒い冬の真っ只中のはずなのに、
なぜ「春」という漢字を使うのか?
日本人として知っておきたいところです。
正月が春と言われる理由
答えは、旧暦にあります。
昔使っていた古い暦は、今の暦から1ヶ月ほどずれています。
よって、現在の1月が旧暦では2月(立春頃)になり、お正月=春の始まりでした。
具体的には下図を参照。
旧暦では1月が春の始まりです。
新しい春を迎えることができた!と「迎春」などがお祝いの言葉となっています。
そもそも旧暦とは?
今の暦は上図にもある「グレゴリオ暦(太陰太陽暦)」です。
旧暦は「天保暦(太陽暦)」となります。
明治5年12月2日(1872年12月31日)までは旧暦、その翌日からは新暦です。
世界に合わせるのと、
給料の月給制に伴う問題がいろいろあったため、新暦になったようです。
ここまで書いておいてアレですが、
詳しく説明できないため、それぞれwikipediaを参照ください。
天保暦(wikipedia)
グレゴリオ暦(wikipedia)
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以上、正月が春なのはなぜ?でした。
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この記事の作成日:2020年11月26日
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