長生きしたくない理由を定年退職者に聞いてみた
「あまり長生きはしたくないね。。」
と長寿時代の贅沢な発言が目立つようになりました。
今は高齢化社会なので、何かと老人問題を目のあたりにします。
「俺は介護なんて嫌だ」と、思ってしまうのも無理はない。
そんな長生きしたくない理由を聞いたところを書いていきます。
1、90歳とかなっても何もできない
人間は80歳から急激に衰えます。
90歳なんて、元気に歩くだけで凄いレベルです。
だから、そこまで生きていても仕方ない、迷惑をかける、というもの。
中には元気な90歳もいますが、自分がそうなるか?となると、
皆さんそんな自信はありません。
なんせ、現代は食生活が悪い。今の老人は食生活がとても良い。
「俺らの世代は早死にする」と言う人がとても多いです。
元気なうちによく遊んで、ぽっくり死にたい。
本気かどうかはわかりませんが、退職する人はよく言います。
2、お金がない
退職金も尽きるだろうし、年金だけじゃ何もできないよ、と。
普通のリーマンの場合、年金だけで贅沢に遊ぶことはできません。
正社員共働きの夫婦であれば余裕がありますが、なかなか少ない。
身体も元気じゃなくなるだろうし、お金がないとやることないよね?
と、長生きを楽しむ想像が付かないものです。
3、介護されるのが嫌
定年退職する人は自分が親の介護をしているので、
自分はされたくないというものです。
自分の子供や息子の嫁に介護されるなんて嫌!と言う人はとても多い。
介護されるくらいなら死んだほうがマシ、と長生き拒否。
90歳にもなると、何かしらの助けは必要になります。
老人ホームに入るお金が無ければ、子供に頼るしかない。
また、今はマイホームを売却して老人ホーム代にする人もいます。
とにかく、介護世代だからこその、「介護は嫌!」が多い。
老人ホームは今後さらに儲かりそうです。
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以上、長生きしたくない理由を定年退職者に聞いてみたでした。
若い人でもよく言いますが、
やはり定年した人くらいじゃないと説得力がない。
しかし、実際に直面したら人はどう変わるのか?気になるところではあります。
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この記事の作成日:2015年06月25日
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老後に現れる遺伝性の持病を持っていて、還暦過ぎたらいつ発症するか分からない、なんて人もいますよ。発症しない可能性もありますが。
独居老人は都会に急増しています。
よいおうちに住みながら、家族が誰もいないおばあさんやおじいさん。一人で住んで、一人で生活。
今結婚しない人たちって、そういう老後を望んでいる人も多いんですよね、不思議なことに。
せめて結婚相手をと思っていても、見送ったら独居老人と同じ身分になるから、子供持ってたほうがマシ、っていうシンママもいるんですよね、不思議なことに。
やれ同居だ介護だ婚活が妊活がと言う一般家庭層と独身層を横目に、30代から40代は、シングル家庭vs子なし夫婦で過当競争を繰り広げそうな今後です。
この問題、あまり真剣に取り上げていないような気がするのですが、もう半年以上前の記事なのに一つもコメントついてないところを見ると、みなさん「うちは大丈夫!」って自信おありなんでしょうね…。
経済基盤・家族制度が何の問題もなく代々機能しているということは、私にはうらやましいことです。