「これは所謂、夕焼けというやつですね」
しょ、しょせん?
…違います。
よく聞きますが、漢字だと読めないですね。
どうしてこう読むのか?すっきりさせたいと思います。
<所謂の読み方>
これは、「いわゆる」と読みます。
よく聞きますね。所謂ひとつの、、とか。(もう古いか)
変換もこの読み方でできます。
一度やってみてください。
漢字としてはこの読み方は全くありません。
漢文として使われていた「所謂」を「謂う所(いうところ)」と読み
その意味となる日本語が「いはゆる」だったので、「いわゆる」となったものです。
<所謂の意味>
意味としては、「俗に言う」という意味になります。
簡単に言うと、「世間一般から言われる」となります。
さきほどの例文の「これは所謂、夕焼けですね」は、
「これは俗に夕焼けと呼ばれるものですね」という意味になります。
だから、世間一般の人が言わないことを、
「所謂これはスペシャルレッドですね」なんて言っちゃいけません。
ただ、ネタならO.Kです。
<所謂の使い方>
・所謂よくある脱出ゲーム
・化粧品の通販番組に出ている所謂「ご愛用者さん」たちって、
・PC自作後、所謂ビープー音無しで起動します。
以上、所謂の意味と読み方でした。
文章で使うときは振り仮名を付けたいところです。
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