レポートや企画書などについて、
「よく推敲した上で提出した方が良い」とアドバイスされることがあります。
意味を知っておきたい言葉です。
<推敲の読み方>
これは、
「すいこう」
と読みます。
〈推敲の意味〉
これは、
「最適の字句や表現を求めて考え練り上げること」
という意味です。
一度書いた文章をじっくり読み直して、
おかしな所、悪い所がないかを客観的に拾い上げ、直して行く作業のことです。
最初は良いと思っていた文章も、
翌日見るとおかしいことに気付いたり、もっと良い言い方があることに気付きます。
本当、推敲は大事な作業なので、
余裕があれば完成したものは翌日も、その翌日も確認したいものです。
語源は漢字の意味ではないです。
唐の詩人「賈島(かとう)」が「僧は推す月下の門」という詩句について
「推す」を「敲く」とするべきか迷った後、
師匠に相談して「敲」の字を使った、という故事が由来です。
「推」は「おす、おし進める」、
「敲」は「指先やこぶしで軽くたたく」という意味。
「矛盾」など故事が由来の熟語も多いので、
漢字の意味で考える癖がある場合は注意したい。
<推敲の使い方>
・推敲に推敲を重ねて、一遍の詩を書いた。
・小説を書くには客観的な推敲が必要だ。
・このメールはもう少し推敲した方が良い。
以上、推敲の意味と読み方とはでした。
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