「ご期待に添えますよう、精進して参ります。」
何歳になっても使える言葉です。
実際にしているか、していないかではなく、その姿勢が大事。
<精進の読み方>
これは、
「しょうじん」
と読みます。
「精」は「セイ」とも読みますが、
「ショウ」も「セイ」も音読み。漢読みか呉読みの違いです。
訓読みは「しらげる、くわしい」と読みます。
<精進の意味>
これは、
「一つのことに精神を集中して励む」
という意味です。
精神的な部分の向上を表した言葉です。
また違う自分になる!そういう気持ちがこもります。
なぜその意味になるのか?というと、
「精」の語源は「精米」を表す漢字。
「不純物を取り去り良質なものにする」、「清らかにする、白くする」という意味になります。
したがって、「余計なものは捨てて進む」と、
一つのことに集中して進むという意味になります。
また、「良質になるように進む」となり、
「精神的な向上」を意味する言葉になります。
仏教用語では次の3つの意味があります。
・ 肉食を断ち菜食にする
・雑念を取り除き、仏道修行に専心する
・一定期間行いを慎み身を清める
このように、かなり重い言葉です。
きやすく言う言葉ではなく、強い決心があるときだけに使いたい。
<精進の使い方>
・精進してまいります。
・さらなる精進を約束した。
・精進料理を食べに行く。
以上、精進の意味とはでした。
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