シェイクスピアの「戯曲(ぎきょく)」が有名なので
、
「ぎげん」と読んでしまいがちですが、その読みだけではない。
<戯言の読み方>
これは、
「たわごと、ざれごと、ぎげん」
とたくさんの読み方があります。
一般的なのは訓読みの「たわごと・ざれごと」です。
音読みとしては「ぎげん」となり、漢和辞典はこちらの読み方です。
<戯言の意味>
これは、日本語の「ざれごと」「たわごと」を
一つの漢字にまとめて表わしたものなので、
正確にはそれぞれ意味が違います。
ざれごと:ふざけた言葉(冗談)
たわごと:ばかばかしい話
という意味になります。
「戯」は「ふざける」という意味の漢字で、
それに「言」が付いたことで、言葉に関する「ふざけ」の意味になります。
「ざれ」は「じゃれ」とも読み、「じゃれる」と使ったりもします。
「子猫がじゃれる」と、動物や子供など、可愛らしい遊びに使う言葉。
「たわ」は「大人が夢中で遊ぶ」といった意味で使われます。
また、「馬鹿げたこと」という意味もある。
したがって、次のように使い分けたい。
ざれごと:程度の低い
たわごと:馬鹿みたいな
とは言うものの、
どちらもほぼ同じ意味なので、好きな方を使えば良いです。
<戯言の使い方>
・お前の戯言は聞いていられない。
・戯言はいいから、きちんとしなさい。
・戯言はまた今後にしてくれ。
以上、戯言の意味と読み方とはでした。
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