「至極当然のこと」
と松下幸之助がよく使っていた言葉です。
至極残念と、強調するような使い方をします。
意味をしっかり理解して、力強く使いたい。
<至極の読み方>
これは、
「しごく」
と読みます。
<至極の意味>
これは、
「これ以上の状態はありえないさま」
という意味になります。
「(極)きわみに」「(至)いたる」となり、
もっとも高いところに達している様子を表しています。
話し言葉の「この上なく」と同じ意味です。
「私自身が現時点では」という意味になりますので、
明日には至極ではなくなっているかもしれません。
過去の発言は、その当時の至極と考えたい。
似たような言葉に「究極」がありますが、
「究」は「探索しつくす、これ以上行けないところまで行く」という意味の漢字。
そのため、「極め到達点まで行く」といった意味になる。
「至極」とほぼ同じ意味ですが、「探索」が本義なので感情ではなく物事に対して使います。
意味としてはどちらも「この上なく」と考えるとわかりやすいです。
「究極の一品」は「突き詰めて到達点まで達した一品」という意味ですが、
「この上がない一品」で良いでしょう。
至極は現代ではあまり使われなくなりましたが、
とても良い言葉ですので使っていきたい。
<至極の使い方>
・至極もっともなお話です。
・こんな事になるなんて至極残念だ。
・至極簡単なこと。
以上、至極の意味と読み方とはでした。
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