「トランプが企業を恫喝する」
トランプ大統領の話題でよく使われるようになりました。
「恫喝して金品をまきあげる」など、良くない行動を意味する言葉。
「恫喝じゃないよ」と言われないよう、意味を間違えないよう使いたい。
<恫喝の読み方>
これは、
「どうかつ」
と読みます。
<恫喝の意味>
これは、
「言葉でおどしておびえさせる」
という意味です。
刃物で脅すのではなく、声で脅す場合に使います。
罵倒や怒声など厳しい言葉により相手をおびえさせることです。
「恫」は「おそれる、おびえる」という意味の漢字。
語原は「心」と「中が空」の組み合わせで、
「心が空になる=おびえる」という意味になった。
「喝」は「大声を出す、しかる」という意味の漢字。
語原は「言葉」と「呪いをかける儀式」の組み合わせ。
その儀式は声がかれるほどの大声を出すため、「大声」を表す漢字になった。
「カツ!」とよく使われます。大声で言いましょう。
二つを合わせると、「大声を出しておびえさせる」という意味になる。
ただ、この場合は大声ではなく「厳しい言葉」という意味で使われます。
なお、「恐喝(きょうかつ)」は「強い者の言葉におそれる」という意味。
殺されるかもしれない、そんな恐れ方です。
<恫喝の使い方>
・県知事を恫喝する大臣。
・理不尽な恫喝ばかりする上司にはついて行けない。
・彼の恫喝により雰囲気が悪くなってしまった。
以上、恫喝の意味と読み方とはでした。
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