「惰性で過ごす生活」
あまり良いイメージではない言葉ですが、
人間は惰性を好み、自然と惰性になるものです。
良い惰性を身に付けたい。
<惰性の読み方>
これは、
「だせい」
と読みます。
<惰性の意味>
これは、
「今まで続いてきた習慣や癖」
という意味です。
辞書には「慣性と同じ」と書いてありますが、
使い方としては違い、人間に対しては惰性、機械等は慣性を使います。
漢字の意味を知れば理解できます。
「惰」は「おこたる、だらける」という意味の漢字。
語原は「心」と「高く積み上げ、崩れる供え物の肉」の組み合わせ。
その自然と崩れ落ちるだらけた心を表す漢字です。
「性」は「さが、生まれつき備わるもの」という意味の漢字。
語原は「心」と「生まれる」で、人間の生まれたままの心を表します。
その意味から「元から備わるもの、そのものの特徴や状態」といった意味全般で使われます。
二つを合わせると、「崩れ落ちるような状態」という意味になります。
崩れ落ちるの重力により自然と進むので、惰性はその様子を表します。
だらだらと転がり落ちる。何も考えずに進む。それが習慣・癖です。
「ずっと続いてきた勢い」という意味もあります。
良いことは惰性になるのが一番です。
悪い惰性には気付くようにしたい。
<惰性の使い方>
・革新を忘れ挑戦を止めた時から惰性は始まる。
・惰性で付き合っている彼氏。
・つい惰性でやってしまった。
以上、惰性の意味とはでした。
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