「連載もいよいよ佳境!」
漫画雑誌や文芸誌などでよく使われています。
なんとなく「最終回が近いってことかな?」と受け取っていませんか?
<佳境の読み方>
これは、
「かきょう」
と読みます。
〈佳境の意味〉
これは、
「景色の良い所」
という意味が本義で、転じて
「(小説や話などの)興味深いところ、おもしろい場面」
という意味で使われます。
ほぼ「おもしろい場面」という意味で使われます。
「物語の佳境」は「物語の一番おもしろい場面」という意味です。
「一番盛り上がるところ」と考えても良いでしょう。
それが終盤であることが多いので、
「佳境=終わり」と勘違いしている人が多いと思います。
漢字それぞれの意味をしってより理解しよう。
「佳」は「よい」という意味の漢字。
語原は「人」と「形の整ったもの」の組み合わせ。
「中立的な良さ」や「整った良さ」を表す漢字です。
「境」は「さかい」という意味の漢字。
語原は「土地」と「終わる」の組み合わせ。
土地の終わり(区切り)を意味する漢字です。
「区切られた範囲の土地」や「現在置かれている状況」という意味にもなります。
二つを合わせると、
「美しい土地」や「全体が整う場所(場面)」という意味になる。
話しが綺麗にまとまる場面。
そんな意味で考えて使いたい。
<佳境の使い方>
・物語はいよいよ佳境に入ってきた。
・楽しみにしているドラマが佳境を迎えている。
・佳境を過ぎ、壮大なエンディングを迎えようとしていた
以上、佳境の意味と読み方とはでした。
前:照会の意味
「意味まとめ」は知っておきたい難しい言葉や漢字の意味を解説するサイトです。
辞書の簡単な説明しか無かった時代に、意味と語源を詳しく解説してきた老舗サイトです。
2022年も負けていない確かな意味の解説。
根本的に意味を理解したい場合に是非活用ください。
Copyright (c) 意味まとめ All Rights Reserved.