「ご教示くださりありがとうございます。」
仕事しているとよく見かける言葉です。
相手に求める言葉なので、間違った使い方だけは避けたい。
<ご教示の読み方>
これは、
「ごきょうじ」
と読みます。
<ご教示の意味>
これは、
「示して教えてください」
という意味です。
「教示」は「示して教える」という意味で、
それに「御(ご)」が付くので尊敬語になります。
実際に具体例などを示して教えてもらう場合に使います。
「私に示し教えてください」という意味です。
「見本を見せて」という時にも使います。
「教えてください(ご指導ください)」を、堅く言う言葉でもあります。
「教えて」というのは何となく嫌がる人が多いので、「ご教示」が活躍します。
ただやはり、乱用は避けたい。
上司に「行き方についてご教示お願いいたします」とメールすると、
「正門から入って、突き当たりを右に・・・」と具体的に教えてくれるはずです。
「ご教示」は敬語なので、
同僚や部下には「教えて」と言うのが一般的です。
「教示します」というと偉そうに聞こえるので気を付けたい。
「ご教示ください」はやや命令的で一方的な感じがしますので、、
「どうか教えてください」と、やわらかく言うのも良いと思います。
状況により使い分けたい。
<ご教示の使い方>
・エクセル関数の使い方についてご教示ください。
・大変ご丁寧にご教示くださり誠にありがとうございます。
・効率化の手法をご教示いただけませんでしょうか?
以上、ご教示の意味でした。
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