最近では耳にすることがなくなった「ニヒル」という言葉。
昔の歌の歌詞で、「ニヒルな顔で」とか「ニヒルな笑みを」など、よくありました。
また、「ニヒルな人」などと言う表現もあります。
現代人も一応は知っておきたい。
<ニヒルの意味>
「ニヒル(nihil)」は、
「虚無的なさま」
という意味になります。
本来は「無」や「無価値なもの」という意味の英語です。
また、虚無主義の意味もありますが、
日本で使われるニヒルは「虚無的(きょむてき)」でいいでしょう。
「虚無」とは、「全てのものに価値が無いと考え、虚しい」という意味の熟語です。
それに「的」がついて、「そのようなさま」という意味になります。
具体的な意味としては、
「冷たく醒めている」「無感情で冷たい」「暗い影がある」
という人の様子などを表わす意味になります。
クールなという意味でも使わたりするので、
人によりニヒルの感じ方はそれぞれなところがあります。
<ニヒルの使い方>
・ニヒルな表情が似合う俳優に憧れる。
・彼はニヒルなところがあるので、時々恐い時がある。
・ニヒルな笑みを浮かべる主人公。
他にも「ニヒルな顔」「ニヒルな男」などと使われますが、
あまり良い言葉ではないので、多用は避けたい言葉です。
何に対しても使えば良いというものではないでしょう。
以上、ニヒルの意味とはでした。
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