木のバットから金属バットに変わった理由とは?
なぜプロ野球は木のバット?
答えは難しくなく、「飛びすぎるから」です。
ではなぜ高校野球は金属バットを使う?
という疑問にハッキリ答えられるようにしておこう。
どこから木のバットに変わる?
少年野球~高校野球は金属バットの使用が認められています。
「認められている」ということで、木のバットを使用しても問題ありません。
大学野球以上になると「金属バットNG」とするところが木のバットに変わります。
このあたりを表にしてまとめました。
ただ、2004年までは社会人野球でも金属バットを使えました。
大人のレベルで金属バットを使うと、かなりの打撃戦になるので、
2002年から順に木のバットに戻ったというものです。
また、高校野球は1974年から金属バットが認められました。
野球の最初はやはり木のバットです。
なぜ金属バットが使われ出した?
元々は木のバットを使っていたので、
「なぜ金属バットが使われた?」という疑問が正しい。
歴史としては高校野球で採用した1974年が大きな始まりです。
理由は、木のバットに使っている木材が石油ショック後に不足し、価格が高騰したことにあります。
高野連(高校野球連盟)がこれだと買うのが大変だと、安い金属バットを採用したものです。
木のバットはよく折れるので、子供のスポーツとしては出費が大きすぎます。
また、折れなくても「使用回数」というものがあり、使うほどに反発力が低下する「使い捨て」です。
金属バットも使い捨てではありますが、木のバットより格段に丈夫です。
この経済的理由と、「飛距離(よく飛ぶ)」という理由で金属バットは広まっていきました。
さすがにプロ野球は木のバットのままですが、ほとんどが金属バットに変わったものです。
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以上、木のバットから金属バットに変わった理由とは?でした。
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この記事の作成日:2015年01月28日
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