会社を辞めるタイミングを考えた時の話し
会社を辞めるタイミングが・・・
と辞めたい時に限ってタイミングが合わないものです。
私もそう悩んで決断をした一人。
辞めるタイミングと注意点などを書いていきます。
実際のところ、会社のことは何も気にしなくても良いのですが、
お金に関しては気にする点が多くあります。
お金のタイミング~増える支出~
退職するとお金の流れが変わります。特に税金類。
すぐに転職する場合はほぼ収入面しか変わりありませんが、
しばらく無職が続くと、支出が増えます。
<増える支出>
・国民健康保険への加入
・国民年金への加入
場合によっては、年金・健康保険代が約2倍の金額になります。
失業保険を受給している間は減額措置もありません。
収入が減って支出が増えるピンチな状態になります(要計算)。
また、今の会社の社会保険を継続して2年間利用できる「任意継続」という手段もあります。
ただ、支払う額は今までの約2倍です。
国民健康保険とどちらが安いか、よく計算しましょう。
脱サラしてすでに収益が多くあれば、任意継続の方が安く済みます。
特に、家族がいる場合は任意継続だと家族分(扶養家族分)は実質タダで保険証が作れるので安いです。
私はそうしました(ここは今の会社の保険と同じ仕組みです)。
税金を支払うタイミングが変わる
サラリーマンは所得税、住民税は毎月分割して払っていますが、
退職した途端に所得税は一括払い、
住民税は年4回にわけての支払いとなります。
払う額は変わりありませんが、一度に多く払うことになるので注意です。
本当、退職したら「税金を払え」とお手紙が多量に届きます。
そして3月には確定申告。最初は税金に振り回されるでしょう。
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このように、税金関連の支出が多くなります。
失業保険代でギリギリ生活できるな、と甘い考えだったら改めたい。
次は会社のタイミングを書いていきます。
会社を辞める良いタイミング
やはり皆のことを考えての退職をしたいものです。
一番辞めてはならない時期は、4月、10月です。
この時期は人事異動が多く、新体制でのスタートとなることが多いので、
退職して一人欠けると計算が大きく狂い、人員補充もできず皆が苦しみます。
そのため、辞めるなら人事異動発表前となる、1月、7月頃が理想です。
人員補充もしやすい時期なので、上司もそう困ることはありません。
人事発表後に嫌気がして退職、というのはダメなタイミングです。
嫌でも少し我慢して、それが4月であれば7月頃に退職すると申し出て、
人員補充が来る9月末まで頑張って残るのが良いと思います。
私の場合も人事発表前に退職を申し出ました。
本来の人事異動の予定を変更して、なんとか対応という形に。
たぶん、4月に申し出たら気持ちよく辞められなかったと思います。
<その他、仕事の引継ぎ>
辞めた会社のことなんかどうでもいい、とは思わず引き継ぎはしっかりと。
やはり、良いタイミングで良い辞め方をしたいものです。
そうすると、退職後も付き合いができます。
辞めると決めたら引継ぎのことを考え、
後輩や部下に仕事を覚えて貰うとスムーズにいきます。
「自分が辞めても誰も困らないな」と思える状態に仕上げたい。
それができないのであれば、半年前から上司に退職を申し出て、
引継ぎを考えてもらうことになります。
(これが理想だけどなかなか言いにくいので、準備として部下に覚えさせておきたい)
まぁ、そうなると仕事は気楽なものです。
目標なんて達成しなくても良いので、数値を気にせず仕事に集中。
本当、そうなると面白いもので、私は退職3日前まで会議を主催していました。
「○○君、今月で辞めるよね?(汗」と。
まとめ
最悪は会社のことなんてどうでもいいので、
お金の流れだけはしっかりと把握し、退職後にお金に困らないようにしたい。
次の仕事が決まっているなら気楽なものですが、
そうでなければなかなか不安がつきまとうものです。
家族がいればなおさら、「どうするの?」と。
妻へ退職の相談するのが一番難しい…。
皆を困らせないように考えて退職すれば、きっと良いことがあります。
そして心配させない辞め方を。
退職後の計画はしっかりもって皆を安心させたい。
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以上、会社を辞めるタイミングを考えた時の話しでした。
こんなことを考えて退職しました。
とりあえずは成功しています。
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この記事の作成日:2015年06月23日
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