黒板の引っかき音(キィー音)を不快に感じる理由とは?
学生時代など、黒板のチョークでのキィーという固着滑りと呼ばれる音や、
ガラスに爪を立てて出る音に不快感を覚え、思わず耳を覆った経験があるでしょう。
ここで疑問。
なぜこの高い音を不快に感じるのか?
キィーという音を不快に感じる理由とは?
この手のひっかき音に対しては、
9割もの人がが不快感を覚えるのだそうで、
どうやら人間の本能的なものだろうといいます。
何故この手のひっかき音を人間は嫌うのかというと、
人間の祖先であるといわれるサルの仲間に「マカクザル」という猿がいるそうです。
※正式には「オナガザル科のマカク属のサル」
ニホンザルなども含まれる霊長目オナガザル科のサルで、
そのサルが仲間に知らせる警戒音とこの周波数が一致するという説があります。
その後人間は分化しゆきますが、
進化の過程で培ってきたかつての仲間であったサルの頃の名残が、
警戒音に近い音を不快に感じるのだろうと言われています。
ただ、これは「推測」に過ぎないので、実際のところはよくわかりません。
本能的に嫌うというのは間違いないのですが、
人間は高い音は全体的に苦手です。
その他の説:虫の音
高い音を出すのは、飛ぶ虫の羽音もあります。
「高い音が聞こえる=耳元に虫がいる」となり、本能的に避けるというもの。
特に「蚊」は誰もが苦手で、これを「モスキート音」といいます。
何かと高い音は危険であるため、
身体が受け付けないのでしょう。
私は女性が怒った時に出る高い声も苦手です・・・。
以上、黒板の引っかき音(キィー音)を不快に感じる理由とは?でした。
スポンサーリンク
--
現在、コメント投稿はできません。
--
トップページ→◎雑学
この記事の作成日:2015年01月29日
--
その他コンテンツ
きもちわるい