親知らずが生える理由と名前の由来とは?
人には上の歯と下の歯がありますが、
それぞれ大人になってから1番奥の歯に生える歯を「親知らず」と言います。
(「智歯」「知恵歯」「第3大臼歯」とも言う)
その由来の話しになりますが、そもそも親知らずとは?から説明します。
なぜ親知らずは生えるのか?
おおよそ10代後半から20代前半に生えてきます。
なぜこんな遅くに生えるのか?については、
大人にならないと親知らずが生えるスペースができないからです。
子供のうちは顎が小さく、生えるスペースが無いため、
顎の成長を待ってから生えるものです。
しかし、人によっては全く生えません。
4本全て生える人は3割位のようです。
あとは、親知らずが埋もれている人もいます。
生えているんだけど、埋もれているという可能性もあることは知っておきましょう。
親知らずの名前の由来
親知らずの由来は、
生えてきた頃には親は亡くなっている=親は知らない歯
という意味です。
今でこそ、平均寿命は80歳を超えていますが、
戦前までは40歳代でした。子供が聞いたらビックリするでしょう。
20代で子供を産んだとすると、
子供に親知らずが生えた頃には親は亡くなっていることになります。
みんながそうではないですが、その可能性が高かったものです。
今では親知らずの治療費を親が見てくれてもおかしくない時代。
私も10代に親の金で全て抜きました・・・。
戦後、長生きのために医学などを発達させた人々に感謝です。
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以上、親知らずが生える理由と名前の由来とは?でした。
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この記事の作成日:2015年01月31日
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