油がいらないフライパンとは?
「油のいらないフライパン」
正確には「油をひかなくてもくっ付かないフライパン」です。
これを謳っているフライパンは多くありますが、「実際のところ」を説明します。
油がいらないフライパンの種類
まず最初にフライパンの主な種類を説明します。
1、鉄
2、ステンレス
3、アルミ素材にテフロン加工
<鉄のフライパン>
<ステンレスのフライパン>
<テフロン加工のフライパン>
この3つがフライパンで、プロはほぼ「鉄」のフライパンを使います。
耐久性、強火で調理しても弊害がないなど、素晴らしい性能です。
ただ、扱いが面倒。きちんと扱うことで性能を発揮するものです。
油が要らないものはと言うと、
この中で「油がいらないフライパン」となると、
3のテフロン加工のフライパンです。
肉でさえ油をひかなくても全く引っ付きません。
フライパンを回すと、スルスルっとすべります。
しかし、このテフロン加工のフライパンには問題点が。
使えば使うほど引っ付きやすくなる
アルミ素材に表面にテフロン加工(フッ素塗布など)をしてあるため、
その塗布してある膜が剥がれると、とんでもなく引っ付きます。
そのため、「使い捨て」のフライパンであり、2年程度でダメになると考えてください。
「磨耗に強い!」とアピールしているものも多く、
おおよそ高ければ高いほど、良いコーティングで耐久性が高いようです。
実際、数百円のものは一年持たず、3000円のものは1年経っても新品同様です。
そのため、あまり粗悪なものは買わない方が良いです。
※私が買って良かったのはこちら。
センレンキャスト(楽天市場)
あまりにも良かったので、3個買いました。
コーティングが剥がれる原因は主に次の二つ。
1、硬いものでこする
2、空焚きする
この二つは最悪で、場合によっては即使い物にならなくなります。
難しそうに見えますが、引っ付かないので、スポンジで軽く洗う、
竹製のヘラを使うなど、そう対処は難しくありません。
引っ付かないで選ぶなら、プロは鉄
油は使いますが、鉄のフライパンもテフロン加工並に引っ付きません。
ただ、最初に強火で空焚きして、油多量に投入して馴染ませるという作業が都度必要です。
そして、洗剤では洗えません。洗剤で洗うと油の膜を落としてしまい、サビるからです。
そのため、鉄のフライパンはいつも油でギトギトです。
テフロン加工は空焚きができないので、
ここは鉄のフライパンの出番です。
空焚きして熱々にして、野菜を一気に炒めることができます。
(正確には調味料を入れた際に生じる多量の蒸気で炒めます)
鉄のフライパンは全体的に高めです。
鉄のフライパン(楽天市場)
最悪なのはステンレス
ステンレスと言えば「ビタクラフト」が有名です。(ビタクラフト(楽天市場))
ただ、ものすごく引っ付きます。
鉄のように完璧な対処法が無く、弱火で鍋が温まっていない状態から炒めるような手段しかありません。
煮込みには良いですが、フライパンとしてはダメです。
(個人的な見解ですが・・・)
ただ、洗剤で洗えるので手入れは楽です。
新たに登場した素材を紹介
テフロン加工の欠点を補う、新たな素材が生まれました。
まだマイナーですが、「セラミック素材のフライパン」です。
商品名としては「セラフィット」が有名。
楽天市場でもいろいろ売ってます。
「セラミックのフライパン一覧(楽天市場)」
コーティングではないので、素材自体が引っ付かない素材です。
ちょっと使ったことがないので、使い勝手は不明です。
過剰な強火は不可能なのがデメリットなようですが、
引っ付きやすい肉や卵を焼く程度なら重宝しそうですね。
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以上、油がいらないフライパンとは?でした。
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この記事の作成日:2015年01月14日
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障碍者ですが、ステンレスフライパンを使っています。
ものすごく引っ付きますって、そんなことは全くないですよ。
要は使い方ですよね。皆さんの目に触れるページです。個人的見解で、ダメですって書き方はどうかと思います。
ビタ を数十年使っています コツさえ覚えれば
焦げ付きはありません。
我が家は使用頻度が1番多いのはスキレット鋳物
その次がステンレス
その次が鉄製 でテフロン加工のフライパンは使っていません
重いけど鋳造が 使いやすいです
小笠原さんに作っていただいた一品ですが
ニトスキでも 使えますよ
スキレットはいいですよ お試しあれ。