犬は主人を助ける習性は無い?
犬を買っている家は多いと思います。
犬が好きな人は猫ではだめで、その理由のひとつは、
「犬は人間に忠実だから」ということですが、
犬は本当に人間に対して忠実なんでしょうか。
テレビで実験したことがある
※忠実と言えばこの犬
あるテレビ番組が犬の反応の実験を行って、
それがちょっとしたトリビアでした。
犬を飼っている人にはよく見て頂きたい内容です。
「主人が崖から転落しそうになっていたら、飼い犬は主人を助ける行動を起こすだろうか」
という実験です。
50匹の飼い犬を使って実験を繰り返しました。
犬の主人は崖に落ちる芝居を飼い犬の前で行います。
10分間与えられている間に主人を助けようと誰かを呼びに行ったり、
吠えたりした犬はたった3匹しかいなかったということです。
なんだかさみしい結果ですよね。確率としては6%です。
その他、熊(着ぐるみ)との遭遇実験においても、
主人を助ける犬は少なく、逃げる犬、遠くで見守る犬など、
役に立たない犬が多い結果になりました。
※育て方によると思います。
「いざとなれば犬が助けてくれる」
なんて甘い考えは捨てたほうが良さそうです。
そもそもの犬の習性を知れば納得
そもそもなぜ犬は主人(リーダー)を助けないのか?
それは、犬の習性にありました。
犬の群れはリーダーが一頭、
後は2位からずっと順位が付いています。
順位が高い犬は、順位が低い犬を守ります。
ということは、リーダーを守る犬はいません(らしい)。
ただ、いっしょに戦うので、習性上は戦えば協力するかと思います(保証はしません…)。
※ようは、リーダーの判断に合わせる。
「主人を守る犬=主人の方が順位が低い」ともなります。
「子供を守った」とよく聞きますが、これは子供を下に見ているためと思います。
ただ、明らかにリーダーを守った「犬が熊を撃退」というニュースを見ると、そうは言い切れない感じもします。
また、熊(着ぐるみ)に襲われる実験(ほぼ助けない)では、
飼い主が戦う気がないので、飼い犬も戦わないのだと思います。
どちらかというと、「リーダーが逃げる=飼い犬も逃げる」でしょう。
リーダーの判断に付いていくので、
このような習性なので、やはり過度な期待はしないことが正解です。
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以上、「犬は主人を助ける習性は無い?」でした。
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この記事の作成日:2015年01月15日
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