猫がお腹を見せる理由とは?
猫が近寄ってきて、
ゴロンと寝転がってお腹を見せる。
うーむ、何をしてほしいのか?と悩む人が多そうです。
ここは、猫を長く飼っている人の経験からの推測を説明します。
猫はなぜお腹を見せるか?
結論としては、「甘え」です。
子猫は母猫に舐めてほしくてゴロンとします。
母猫も顔やお腹を舐めます。
そして子猫が甘えに満足したら、
次は「遊んで!」と喧嘩ごっこに発展するのが普通。
ただ、これも個体差があり、よくやる子猫とそうでない子猫がいます。
普通にしっぽを立てて近寄ってくる猫の方が多いでしょう。
甘え方の違いです。
なお、何もないところでゴロンと寝転がるのは、ただの遊びです。
さらに詳しく
生まれたての子猫から順に考えていきます。
赤ちゃん猫の場合
赤ちゃんは自らの意思でお腹を見せるということはなく、
「寝てたら自然とひっくり返っていた」ということが多いです。
あとは、母猫が毛づくろいで強引にお腹を舐めた場合など。
幼児猫の場合
自ら歩いて母猫のおっぱいを探す時期です。
おおよそ兄弟がいるので、いつも兄弟で遊んでいます。
お腹を見せるのは、遊びの最中がほとんどです。
意識してお腹を見せることは無かったと思います。
そんなことをしなくても、近づくだけで母猫は舐め舐めしてくれます。
小学生レベル猫の場合
体格も母猫に近くなってきた頃です。
おっぱいを卒業し、母猫はご飯の面倒、遊びの見守り、相撲の相手はしますが、
徐々に独り立ちを意識した「散歩」をよくさせます。
母猫はあまり子供にかまうことはしないので、
子供が寂しくなり、母猫に近寄ってゴロンとお腹を見せます。
そう、これが猫がお腹を見せる理由の大半だと思います。
子供がお腹を見せると、母猫は顔をよく舐めていました。
子供は遊んでほしそうで、手を伸ばします。
独り立ちする時期の場合
子供は相変わらず、「お母さーん!」と甘えます。
しかし、母猫は意思を強くして、近寄る子供に「シャー」と怒ります。
こっそり近づかれると、猫パンチ。そしてその場を離れます。
でも子供はめげません。
何度もしつこく母猫に近寄り、ゴロンを寝転がり「相手して~」と甘えます。
もちろん、母猫は無視。
そうして、子供は独り立ちの日を迎えます。
繰り返しですが、猫がお腹を見せる目的の結論
お腹を見せるのは、「母猫への甘え」です。
「遊んで~」と解説してあるサイトもありますが、ニュアンスが違います。
よく遊ぶ兄弟同士においては、そんなことは絶対にしません。
我が家では、子供の独り立ちと同時くらいに母猫が亡くなりました。
懲りずに怒られながら母猫にお腹を見せて甘え続けていた子供はしょんぼり。
しばらくすると、私の前に近寄ってゴロンとお腹を見せるようになりました。
母猫が亡くなって寂しいのか、凄く甘えてきます。
そんな時、何をすると一番喜ぶのかと言うと、
小さい頃にされていたように、「強引な毛づくろい」です。
手の平で身体を強く撫でると、赤ちゃんの頃の感触に近いのか、とても喜びます。
母猫に遊んでほしいというよりも「舐めてほしい」という気持ちが強いと思います。
これは子供が15歳になった今も続いています。
もうお年寄りなので、猫じゃらしも無視するほど、遊びに興味がありません。
でも、お腹を見せて甘えてくるのは、やはり遊びじゃなく甘えだと思います。
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その他、誰もいないところでゴロンとすることがありますが、
これはただの休憩や伸びであることが多いです。
野良猫ではほとんどしませんが、人間に慣れている野良猫はよくやります。
近寄ってお腹を見せられたら、母猫のつもりになって背中を強く撫でてあげましょう。
ゴロゴロゴロゴロととても喜びます。
以上、猫がお腹を見せる理由とは?でした。
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この記事の作成日:2015年01月14日
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