濃い牛乳とは?
「濃い牛乳」
とよく言う人がいますが、これがまた難しい。
生乳で濃いのか、濃く加工した牛乳なのか。
そんな濃い牛乳を理解するため、いろいろ紹介。
濃い牛乳の種類
加工して濃くした牛乳か、元々が濃い牛乳か
スーパーなどでよく売られている濃い牛乳は、
「特濃牛乳」「濃厚牛乳」など、「4.5」などと表示されている牛乳です。
これらは「加工して濃くした牛乳」です。
この「4.5」というのは「乳脂肪分」の割合です。よって、「4.5%」となります。
普通の牛乳は「3.0%以上」が基準ですので、最低の3.0%の牛乳の場合、1.5倍程濃い牛乳となります。
脂肪分が多いと少量で味が濃くできるため、カフェラテなどの牛乳でよく使われます。
しかし、その1.5%分は牛乳に「濃縮乳、クリーム、バター」などを加えたもの。
ようは牛の脂肪を加えて濃厚にしているだけです。
よって、「加工乳」と呼ばれています。
逆に「低脂肪牛乳」と、脂肪分を除去した加工乳もあります。
低脂肪牛乳で「0.5%~1.5%」。
「無脂肪牛乳」というのもあり、こちらは「0.5%未満」となっています。
加工乳ではない濃い牛乳とは?
※引用元:阿蘇小国ジャージー
成分無調整のため、牛の品種によって濃さが違ってきます。
濃い牛乳が出る品種と言えば、「ジャージー牛」です。
誰もが聞いたことがあり、ソフトクリームなど濃さを求める食べ物でよく使われます。
なんとジャージー乳の平均乳脂肪率は4.5%~5.0%になることも!
※引用元:阿蘇小国ジャージー
ただ、なかなか買えません。
地域によっては普通にスーパーで売っていますが、そうでないところがほとんどでしょう。
九州では阿蘇で飼育されているので、よく売っています。買いましょう。
基本である品種「ホルスタイン」は、年間平均で乳脂肪率は3.7%が良いところです。
よって、3.7%を達成している牛乳はパッケージに大きく宣伝しています。
季節でも濃さが違って来る
「季節」で濃さが変動します。
寒くなるほど脂肪分が増え、濃い牛乳となります。
ただ、季節を選んで買うことはできないので、ここはどうしようもない。
やはり、夏場でも乳脂肪率が高いジャージー牛の牛乳を飲むのが一番。
売っていない地域は通販での購入が簡単です。
直販から楽天までいろいろありますが、楽天が便利でしょう。
楽天で売られているジャージー牛乳
せっかくなので最高級のジャージー牛乳を買って、
「最高でもこんなものか」と思うのが一番良いと思います。
※画像クリックで楽天のページに飛びます。
<蒜山ジャージー牛乳プレミアム5.0>
有名どころ。5.0は最高レベルです。
<白木牧場の特別牛乳>
細菌が少なく無殺菌で売ることを許可されている貴重な「特別牛乳」。
が、ここは通販なので低温殺菌して長持ちさせています。
通販としては最高レベルの牛乳とも言えます。
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最高に濃い牛乳と、最高の牛乳を紹介しました。
一生に一度は飲んでみたい牛乳と言えます。
以上、濃い牛乳とは?でした。
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この記事の作成日:2015年01月20日
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