ネコが何もない天井を見る理由とは?
ネコが何もない部屋の隅や、
天井、壁などを見つめているのを見たことがありませんか?
虫がいるのか、音がするのか?などいっしょに見てみるも、
人間には何もないように見える、不思議な行動です。
なぜ何もないところを見つめる?
「動物には幽霊が見えている」というオカルトなことを言う人もいますが、
あれは人間の耳では聞こえない周波数の音を感知して、
「何か音が聞こえるぞ」と耳を澄ましているのです。
人間の耳が聞こえる周波数は20,000Hzまで(加齢にて15,000Hz程度になる)、
イヌは40,000Hz。ところがネコは 100,000Hzまで聞こえます。
ネコの主な獲物であるげっ歯類の鳴き声は、20,000~90,000Hzで、
これをしっかり捉えるために聴覚が発達しています。
また、高音のほうが捉えやすいので、
ネコに話しかけるときは高い声のほうが反応してくれます。
ネコが何もない空間をじっと見つめているのは、
何かが見えているのではなくて、何かが聞こえているということです。
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我が家では天井にねずみがよくいたので、音に気付くとよく見ていました。
時々、野良猫かいたちが狩りに入ってくるのか、ドタドタドタ!と。
さすがにそれは人間もわかりますが、そうでない時も猫はよく天井を見ています。
本当に猫は素晴らしい狩猟本能です。
以上、「ネコが何もない天井を見る理由とは?」でした。
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この記事の作成日:2015年01月17日
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