猫の世界のいじめとは?
猫の世界にもいじめがあります。
昔、我が家に一匹の母猫からなる兄弟猫だけいた時、
別の家系の子猫が一匹やってきました。
母猫に捨てられた子猫(オス)でした。
他猫は受け入れられたか?
※この子です
最初、その猫は子猫でしたので、遊びたいざかり。
大人の猫を怖がることなく、遊ぼ!遊ぼ!と。
しかし、全く遊んではくれません。
「シャー」と言っていつも怒られます。
ただ、母猫の教育を受けていない子猫、
「シャー」の意味がわからず、楽しそうに追っかけます。
遊んでくれたことは全くありませんでした。
元からいた猫達は「うっとしいな」と嫌うばかり。
おとなしいメス猫さえも怒ります。
そんなある日
※ボス猫
ご飯だけは子猫もいっしょに食べていました。
だけど、他の猫のお皿のご飯も食べようとするなど、いろいろ問題あり。
怒られています。
そんなある日、とうとうボス猫が怒ったのか、子猫がびびって近寄らない。
とうとう、ご飯の時間にご飯の場所に近寄ることができなくなりました。
可哀想だなと、子猫のご飯は別の場所に。
それからはボス猫が特に嫌い、
近寄ると顔を見つめ息をふきかけて子猫をびびらせます。
ただ、手を出すようなことはしませんでした。
子猫も「恐い」ということはわかるようなので、顔がひきつって仰け反る。
とんでもないいじめが続いていたと思います。
もはや全猫が無視。子猫も近寄ることがなくなりました。
以前の姿とは全く違い、とても大人しくなりました。
そんなのだからか、人間に甘える声でよく近寄ってきました。
子猫が大人になってから
子猫は去勢していないので、
体格はボス猫よりも圧倒的に子猫の方が大きく、絶対に勝てるだろうというレベルに。
しかし、相変わらずボス猫にはびびる。
いじめのような日々は変わりません。
絶対に勝てると思うのだけども。猫は年功序列らしい。
そんなある日、ボス猫が脱走して帰ってこなくなり、ボス猫が交代しました。
でも、ご飯の時間はやはりひとりぼっち。仲良くはしていません。
完全なる仲間外れにされています。
ただ、身体が大きくて魅力的になったのか、
メス猫は優しくするようになりました。そしてもう誰も怒りません。
メス猫に初めて身体をなめられる姿を見て嬉しくなったものです。
新ボス猫も体格のでかさに焦っているように見えます。喧嘩をしかけません。
やはり、いじめには「力」が有効なのだと、猫の世界でも感じます。。
その後、新しい子猫が入ってきて、やっと仲良くできる猫ができました。
優しいお父さん代わりです。
ただ、相変わらず元からいた兄弟猫達は仲良くしません。
猫は他のグループとは仲良くするという気持ちがどうも無いようです。
逆に兄弟同士は凄く仲が良く、いつも顔を舐め合い、いっしょに寝ています。
そんなこんだで、
元いた猫グループ&後から来たグループにわかれました。
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猫の世界は陰険ないじめはありませんが、
このように排除するようないじめがあります。
新しい猫をいれる場合は十分気をつけてください。
一匹だけよりも兄弟で入れるなど、遊べる相手を入れると良いと思います。
以上、猫の世界のいじめとは?でした。
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この記事の作成日:2015年01月15日
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面白い話ですよね。
猫の世界で好き嫌いがあるのは分かるし、それが意外と執念深いのもわかります。
最初にイメージの悪かった相手と仲がよくなるのは居心地のいい飼育環境などでは難しいのかも。
原種のリビアヤマネコも群れません。どうして群れないかというと、共同生活にこういったリスクがあるからでしょうね。