香具師の意味と読み方とは
「あの香具師最低だな。」
初見で読めたら凄いと思う。
初期2ちゃん用語で、当時は常識レベルでしたが、現在はほぼ死語。
ネタで書く人がいる程度です。
香具師の読み方
「ヤツ」または「ヤシ」と読みます。
この言葉の読み方自体は「ヤシ」です。
試しに変換してみてください。IMEならできるはず。
香具師の意味
「奴、あいつ」という意味です。
で、なぜに香具師なのか?ですが、
「奴→ヤツ→ヤシ→香具師」と変化したものです。
よって、本来の読み方としては「ヤツ」になる。
馬鹿みたいですが、2ちゃんねるは次のように変換するのが普通です。
ツ→シ
ン→ソ
「ドキュン」も「ドキュソ」と書きますが、どちらも読み方は「ドキュン」です。
よって、香具師も「ヤツ」と読むのが通例からすると正しいかと思います。
ちなみに香具師とは?
「やし」と読むようになった語源はハッキリしていない。
香具師とはその漢字の通り、
「香具(香りを出す物)」を作り、売る人のことです。
読み方も「こうぐし」と読んでいた。
で、これがなぜ「やし」と読むようになったか?
一説を紹介。
鎌倉時代から行商として歩き回っており、
敵国の状況を探るスパイのような香具師もいたようです。
その香具師は野良の武士=野士と呼ばれており、いつしか香具師を「やし」と呼ぶように。
で、一応本業として縁日やお祭りごとなどに露店を出して売っていました。
よって、定住せずどこでも商売する人ということで「野師」とも呼ばれるように。
今で言う「的屋(てきや)」です。
「香具師さん?あぁ、野師ね。」という感じになり、
いつしか「香具師=やし」になった、と。
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その他の説はWikipedia「香具師」を見てください。
なかなか面白いです。
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以上、香具師の意味と読み方とは?でした。
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記事作成日:2016年08月02日
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