うちは「一姫二太郎」ならぬ「一太郎二姫」です。
長男の名前は私の一存で決めました。
妻もよろこんで同意してくれましたが、二人目は妻が好きな名前をつけてもらおうと、長男の名前を決めたときから考えていました。
二人目を身ごもったときにそのことを話すと妻は、「プレッシャーかかる」と苦笑いしていましたが、いろいろ考えていたようです。
出産した翌日、妻は「決めたわ」と言いました。
名前のことです。
生まれた子は女の子。
私はひそかに、「花好きの彼女のことだから、『さくら』とか『もも』とか花の名前をつけるんじゃないかな」と予想していました。
予想は半分当たりました。
花の名前というところまでは当たっていたのですが、妻が選んだ花は「藤」。
子どもの名前は「藤香」、読みは「ふじか」です。
妻いわく、「藤は派手ではないけれど、気品があって香りもいい格の高い花、パッと散らないのも子どもの名前にはふさわしいでしょ」。
たしかに「桜」はパッと散ってしまいますし、「桃」は大人になって似合わない名前になりかねません。
今風でないところも、いいと思いました。
今もそう思っています。
以上、女の子の名付けに「藤」と「香」という漢字を使った意味でした。
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