「社会見学の所感を述べます。」
「感想」とはどう違うのか?など解説します。
社会人では逆にこの言葉を主になってきます。
<所感の読み方>
これは、
「しょかん」
と読みます。
<所感の意味>
これは、
「心に感じ思う事柄・感想」
という意味です。
感想と所感の違いについて、各漢字の意味から解説します。
・「感」は「影響を受け心が動く」
・「想」は「心で物の姿を見る」
・「所」は「神聖な戸を斧で守る=その神聖な場所を意味する」
※その意味から転じて、ただ「場所・ところ」を表す意味で使われています。
このような意味の漢字となり、熟語にするとこうなります。
・「感想」は「影響を受けて動いた心に映るもの」
・「所感」は「影響を受け心が動いたところ」
よって、どちらもほぼ同じ意味となりますが、
感想は「ただ想っていること」を、
所感は「実際に心に影響された事柄」を表します。
ビジネスでは「何を感じたか?」を求められることが多いので、
その事柄を表す所感がよく使われます。
<所感の使い方>
・現場で体験してきた所感を報告いたします。
・研修のレポートとして内容と所感を書く。
・これは所感を述べたものです。
以上、所感の意味でした。
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