「提出された資料はこれから精査します。」
「査」の意味でおおよそ理解できますが、
「精」の意味を知らないと何をやるべきか自信が無くなるので意味は知っておきたい。
<精査の読み方>
これは、
「せいさ」
と読みます。
<精査の意味>
これは、
「詳しく調べる」
という意味になります。
ではなぜこの意味になるのか?
精査の漢字それぞれの意味を解説します。
「精」は「くわしい、しらげる、きよい」という意味の漢字。
語源は「米」と「青=澄み切った、清める」の組み合わせ。
玄米をつく=精米を意味する漢字です。
「精米」という意味から、
「殻を除去する=不要なものを除去する=詳しく見られる状態にする」
という意味にもなります。
「査」は「調べる」という意味の漢字です。
本来は「バラ科のボケ属」の木を表わす漢字のようです。
それが「いかだ」や「調べる」という意味にもなりましたが、由来は不明。
トゲだらけの木なので、「よく見て扱う」という意味で使われたのかもしれない。
よって二つを合わせると、
「詳しく調べる」という意味になります。
精米するように内部までしっかりと見える状態にするようなイメージで使いましょう。
<精査の使い方>
・著作権を侵害する可能性がないか精査する。
・この内容で本当に良いか、十分に精査する必要がある。
・県内の不明者数を精査する。
以上、精査の意味でした。
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