「弁護士は詭弁がすごいな」
誉め言葉のような悪口なような、という言葉です。
真面目に言っている人には言うと喧嘩になるので注意。
<詭弁の読み方>
これは、
「きべん」
と読みます。
「脆い(もろい)」とは漢字が違うので気をつけまよう。
<詭弁の意味>
これは、
「道理に合わないことを強引に正当化する弁論」
「間違いを正しいと思わせるようにしむける議論」
という意味です。
人をあざむくために行われる虚偽の論法のことです。
論理的な説明だけど、実は間違っていたり、嘘だったり。それが詭弁。
弁護士なんかはまさにそれが仕事です。だから無罪!と。
漢字の意味も解説します。
「詭」は「いつわる」という意味の漢字。
語原は「言葉」と「不安定」の組み合わせ。
「安定していない言葉=いつわっている」を表す漢字です。
「弁」は「(法廷で)あらそう、理屈を立てて話す」を意味する漢字。
語原は「原告と被告」と「誓う言葉」の組み合わせ。
「自分の言い分を説明する」という意味になる。
二つを合わせると、「いつわりの理屈を立てて話す」となる。
良くはないことですが、仕事で詭弁をせざるを得ないときがあります。
ただ遊びとして詭弁をする場合は「詭弁を弄する」と言ったりします。
ただの嘘ではなく、論理的な嘘。
この考えで使い分けよう。
<詭弁の使い方>
・もっともらしいことだが、それは詭弁だ。
・あいつの詭弁に騙されないようにな。
・「無理な主張であり、詭弁だ」と語った。
以上、詭弁の意味と読み方とはでした。
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