「シュールな光景だな…」
テレビなどでもよく聞くカタカナ語です。
ただ、意味の説明となるとかなり難しい部類。
これはフランス語で「Surréalisme(シュールレアリスム)」の略となります。
<シュールの意味>
これは、
「非現実的・現実離れ」
というような意味になります。
元は芸術運動の言葉で、「超現実主義」と呼ばれる芸術思想のことです。
これ以上ない現実主義というものではなく、「現実を超えた」=「有り得ない現実」のことです。
脳内の空想の世界を描いた作品等のことを言います。
ただ、実際に「シュールだな」と使う場合、現実に起こっているため、
空想の世界のことではなく、「非現実的なものだ」という表現で言います。
よって、日本での使われ方は、「シュール的な」という具合になります。
わかりやすく解説すると、
1、「基本はありえないことだが、あったら恐いこと(シュールなギャグ)」
2、「現実をありえない形で皮肉したもの(シュールな表現)」
3、「実際に起きてはいるが非日常的な光景(シュールな光景)」
という意味で使われています。
おおよそこのような意味で使われています。
「非現実的」という意味で考えると大丈夫です。
また、日本の使い方とは違いますが、
この思想についてwikipediaを見てください。
<シュールの使い方>
・パロディアニメがシュールすぎる。
・空き缶でポップコーンをつくるシュールな動画
・崖に車が引っかかっているシュールな光景に出会った。
以上、シュールの意味でした。
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