「怜」の意味・読み方・語源
怜
怜の読み方
音読み | (漢)レイ (呉)リョウ・(リャウ) |
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訓読み | - |
漢読みの「レイ」を使うのが一般的。
怜の意味
意味 | ・さとい ・かしこい ・あわれむ |
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「さとい」は「感覚が鋭い。敏感である。」という意味。
怜の語源
旧字体 | - |
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篆文 | ![]() |
語源 | ・ひざまずいて神のお告げを聞き、神意をさとる |
「忄(心)」と「礼冠を着けひざまずいて神のお告げを聞き入る人」の漢字の組み合わせ。
神のお告げを聞き、さとる人を意味する。
そのため、「かしこい」「感覚が鋭い」という意味になる。
その神の心が哀れみにもなることからか、
「哀れみ」や「同情」、「愛」という意味でも使われている。
中国語ではこれらの意味が一般的で、「賢い」という意味ではほぼ使われないようだ。
日本語の熟語としては、
「怜質(生まれつき賢い人)」や「怜悧(レイリ:かしこい、りこう、こざかしい)」がある。
特別な能力を持つ人、そんなイメージの漢字です。
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以上、「怜」の意味・読み方・語源でした。
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